グループる・ばるは1986年、松金よね子、岡本麗、田岡美也子の3人の女優が集まって結成した演劇ユニットです。「東京乾電池」の舞台にゲスト出演し、そこで何度か共演するうちに「自分たちの芝居を作りたい」という共通の思いを抱き、グループを結成しました。
結成の主旨は、3人の女優が与えられた芝居をするという受け身の姿勢を止め、自分たち自身の手で「よりリアリティーのある舞台を目指して企画し、作り、演じていこう」というものでした。
女優3人が、毎回違った作家・演出家と企画からともに芝居作りをしていくアグレッシブなグループと自負しています。
新しい出会いをしっかりと正面から受け止め、時代と対話する舞台作品を掘り起こしていきたいと考えています。