「ゆるい」と思われがちなキャバクラですが、実は入店時には身分証の提示を求められることがほとんどです。
せっかく面接を受かったのに「身分証がなくて入店できなかった!」とならないためにも、前もって用意をしておく必要があります。
そこでこの記事では、キャバクラで働くために必要な身分証の種類や、身分証が必要な理由を解説していきます!「キャバクラで働いてみたい!」「新しいお店を探している」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
キャバクラで働くのに身分証明書が必要な理由
なぜキャバクラで働くのに身分証が必要なのでしょうか。その答えは、「風俗営業法」という法律にあります。
風営法でキャバクラは「お酒を提供するお店、及び接待を行うお店」とされており、従業者名簿の作成・保管が義務づけられているのです。
そのため、必ずキャバクラでは入店時に身分証の提示を求められます。
キャバクラで働くのに必要な身分証明書の種類は?
キャバクラでは「顔写真付きの身分証明書」の提示が必須となっています。
「顔写真付きの身分証明書を用意するなんて、めんどくさい」と思う方もいるかもしれませんが、「本当に面接に来た本人の身分証明書かどうか」の確認を兼ねているので、必ず用意するようにしましょう。
キャバクラはお酒を取り扱うお店なので、万が一未成年が他の人から身分証を借りて年齢をごまかしていた場合、大変なことになってしまいますよね。
そのためキャバクラ側は、身分証明書の確認には慎重になっていると考えておいていいでしょう。運転免許証やパスポート以外であれば、
- 学生証(高校のものはNG)
- 顔写真付きのマイナンバーカード
なども顔写真付きの身分証明書に該当しているので、覚えておいてくださいね。逆に、身分証明書として認められないものは、
- 保険証
- 顔写真のないマイナンバーカード(マイナンバー通知カード)
- 住基カード
これらは単体では身分証明書としては不十分とされており、本籍地記載の住民票とともに提出を求められるでしょう。
また、運転免許証の場合も、お店によっては本籍地記載の住民票と一緒に提出するように言われる場合があります。単体でも確実に身分証明書として認められるのは、
- パスポート(有効期限内のもの)
- 顔写真付きのマイナンバーカード
以上の2つです。
必要な身分証明書が手元にない場合は?
キャバクラで働くためには、身分証明書が必要であることがおわかりいただけたでしょうか。しかし中には、「提出できる身分証明書が手元にない」という方もいるかもしれません。
その場合は、高校時代の卒業アルバムで代用できるかをお店の方に確認しましょう。ただし、卒業アルバムだけではさすがに通用しません。
卒業アルバムに加えて、
- 保険証
- 本籍地記載の住民票
の提示が可能であることも伝えてください。以上の3つをまとめて提出すれば、キャバクラで働くための身分証明ができたことになります。
もちろんすべてのお店で対応できるわけではありませんが、顔写真付きの身分証明書の提示が難しい場合は、お店の方に相談してみるといいでしょう。